初級日本語教育に取り入れるべきの擬音語擬態語の提案

Nguyễn Thị Thanh Thủy

Main Article Content

Abstract

レジュメ. 日本語の擬音語擬態語は数が多く、実際に使われる時は話者が作り出している
臨時のものも多く、外国人学習者にとっては難関の一つである。それにもかかわらず、日本語教育においては十分に重視されていないため、学習者はなかなか理解できなく、使う自信を持っていないのが現状である。本研究は多大な日常会話を収録している名大会話コーパスをデータにし、初級日本語教育に取り扱うべき擬音語擬態語として、日常会話にもっとも頻繁に出てくる擬音語擬態語を提案する。

キーワード:擬音語擬態語、日本語教育、日常会話、名大会話コーパス、初級日本語

Article Details

References

[1] 浅野鶴子(編)金田一春彦解説(1978)『擬音語擬態語辞典』角川書店
[2] 飛田・浅田(2002)『現代擬音語擬態語用法辞典』東京堂出版
[3] 阿刀田稔子,星野和子(2009)『擬音語・擬態語使い方辞典:正しい意味と用法がすぐわかる』創拓社
[4] 小野正弘(2007)『日本語擬音語擬態語辞典』小学館
[1] 田守育啓・ローレンススコウラップ(1999)『擬音語擬態語:形態と意味』くろしお出版
[2] 田守育啓(1991)『擬音語擬態語擬音・擬態語を楽しむ』岩波書店
[3] 西村由美(2009)「対話コーパスから見た日本語母語話者と学習者の擬音語擬態語使用の特徴‐日本語教育における擬音語擬態語指導に向けての基礎的研究」『言語文化コミュニケーション』
[4] 三上京子(2007)「日本語教材と擬音語擬態語」『日本語学』26(7)pp.36-46明治書院
[5] 三上京子(2005)「日本語教育における擬音語擬態語指導の現状とその課題-日 本 語 教育基本擬音語擬態語の選定と指導への試み-」早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士論文
[6] 三上京子(2003)「上級教材に見られる擬音語擬態語統語的特徴の分析と指導の観点」『早稲田大学日本語教育研究』2、p.193~209
[7] 玉村(1989)「日本語の音象徴の特徴とその教育」『日本語教育』68号
[8] 石黒圭(2008)「特集:おのまとぺ」『国文学』2008年10月号、学燈社
[9] 金田一春彦(1978)「擬音語・擬態語解説」『擬音語・擬態語辞典』(浅野鶴子編)東京:角川書店